二話目を読みました。普通に面白かった…一話目の前半は本当になんだったんでしょうか。
二話目を３回読んで一話目を読み返して、洋子の行動が日東第一教と無関係ならあと何が出てくるんだろうかとか、唐突に出てきたフタバスズキリュウ的海竜とか（これが星籠ですかね？）ここらへんの本筋のことは考えていても正解が出たためしがありません。
二話目を見てやはり全体的に1998年頃の事件として考えた方が自然だなあということを思いました。
事件部分を98年頃で設定して書き上げてから、後から「あれは御手洗が日本で過ごした～」って書いて「あれ？」ってなったんじゃないか。 せめて内心「あ、しまった」くらいのことは思っておいて頂きたいんですが……もしくは本当に実は帰ってきてましたとか（笑）
今回時代考証的に気になる部分は以下。我ながらもう細かいことは気にするな！と言いたくなりますが気になるんだからしょうがない。
・ハンマー投げの室伏 室伏浩二選手が注目されたのが94年の広島アジア大会、98年頃に世界記録を出していてオリンピックで活躍するのは2000年代になる。
やはり選手だった室伏父のこととも言えなくはないですが、事件当時35歳の加奈子が大学生に語っていることなので考えにくい。
・オウム真理教、サリン事件という単語。 これは御石パート。 松本サリン事件が94年6月で、この時点ではまだ世間一般的にオウムの犯行とは言われていなかった。世間的に危険団体として認知されたのは翌95年3月の地下鉄サリン事件からだと認識しています。
・ブラッド・ピット インタビュー・ウィズ・バンパイアが94年でこのころブレイクでいいんでしょうか？この手の知識は全然自信ないですが…。時代が近いレオナからのお手紙だと当時のスターはキアヌでしたね。
・ 藤井の専門がIT、というあたり。大学なので一般家庭よりもはるかに進んでいるとは思うんですが…一般的には2000年頃の言葉のようです。
・携帯を開く、という単語。 折り畳み式、またはストレート式でキーにカバーがあるタイプのもの…もしかして巨大な携帯電話を持ち歩いていたのでは説は完全に否定されてしまう（１話目をよく読んだら小坂井が使ってる携帯も尻ポケットに入る大きさだった）
あとはネルソン・パク関係で「モスクワにいた」という記述が地味に気になる。宗教家として同じようなことをやっていたならソビエト崩壊（1991年）後のことになるので（ソビエト時代は宗教そのものが弾圧されていたので）、そこから93年までに福山で組織つくってとなると駆け足だなあ…とか。
ホテルについてはどうすればいいんですか。「なんなんだよ！」ってこっちがなんなんだよ！です。あんなラブホとしか言いようのないスイートはありなんでしょうか福山市。
唐突に先にシャワー浴びてきていい？ってなんですか。ダメって言われたらどうするんですか。 先に浴びてくるけどそれまで我慢できる？とか一緒に浴びない？とか浴びる前の方が好き？とか色々深読みしていいんですか。 というか原作でこんなことされて深読み楽しいけどつらい気持ち。
翌朝の黒田刑事もなあ…「はいすっきりしました」とかツヤツヤした石岡君が答える後ろで御手洗さんが腰痛そうにしてたらどうするんですか。
んでナチュラルによく寝れましたって答えてるのがなんでして、枕が変わるだけで眠りが浅くなる神経質な石岡和己が御手洗と同じベッドで熟睡したということから目が離せない。
御手洗さんはそもそもダブルだろうがシングルだろうが石岡くんと寝ようが気にしなさそうですし、だからソファに移動するなんて考えはなさそうですし、石岡君がソファなら眠れてないでしょうし。
原作の二人はホモを脇に置いといても少なくともダブルベッドで眠れる関係であると。こりゃあかん。
仙酔島のホテルの方はあからさまにおいしいことが描いてないんですが逆に書かれてないことがおいしすぎてどうしようって感じです。
観光案内（http://www.tomonoura.co.jp/sen/）によれば温泉宿しかなさそうですねー。浴衣にどてらで朝食ですし。
初☆温泉旅行!!!
宴会して一緒に温泉入って浴衣着て御手洗さんちゃんと浴衣着れないから帯結びなおしてもらってお布団並べて寝て（温泉宿で一人部屋はないでしょういくらなんでも）朝起きたら着崩れてて…
…落ちつけ。落ちつくんだ私よ。
タヌキに朝食あげて結局おなかすいて猛然とサンドイッチ食べたりやたら可愛いうえにやたら普通に仲いいんですよね…
しつこいけど本当にこの後『最後の一球』が待ってるとは全然思えない。やはり色々あった後で渡欧して帰ってきた後の事件なんじゃ疑惑。
ところで観光案内にはタヌキには餌をあげないでくださいとの注意書きがありました（笑）
とりあえずざっくりとあまりにも気になるところと腐ったところを。何かあれば適宜足します～
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ぽちぽちありがとうございました